１−１．メディアセンターにログインする

• この授業ではメディアセンターのコンピュータを用いる。したがってメディアセンター（新システム）のアカウントを持っていることを前提とする。まだアカウントを取得していない人は早急に申請すること。まだ旧システムのアカウントを 新システムに移行していない人は移行の手続きを済ませること。いずれも２１０号室のコンピューターよりオンラインで申請ができる。
  　
• 新システムでVine Linuxにログインする

システムのマニュアルは以下を参照すること

        メディアセンターのホームページ
            http://www.media.kyoto-u.ac.jp/

        新システムの情報
            http://www.ipse.media.kyoto-u.ac.jp/

「基礎情報処理演習」のテキスト（京都大学、２００２年改訂版）

• この授業では標準的なプログラミング環境として以下のものを用いる。もちろんこれ以外のものを用いることは一向に構わないが、環境の設定や整備は各自が行うこと。

• オペレーティングシステム（OS）：　Vine Linux （メディアセンターの端末に標準でインストールされている）
  　
• プログラム言語： Fortran, C
  Fortranの文法(Compacのf90用だがf77もあまり変わらない)

• コンパイラ：f77, gcc
  現在メディアセンター分室（２１０）にインストールされているコンパイラはf77(->g77), gccというLinuxのパッケージについているフリーのもの。

• エディター：emacs, mule

• グラフィック：gnuplot

１−２．簡単なプログラミング

• 「円の半径を入力すると面積を計算して表示する」

Fortranサンプル(area.f)

    f77 -o area area.f    （コンパイル）
    ./area                    （実行）

C言語サンプル(area.c)

    gcc -o area area.c    （コンパイル）
    ./area                    （実行）

１−３．まとめと演習

• メディアセンター分室（６号館２１０号室）のコンピューターにログインし、Vine Linuxを立ち上げる。
• emacsを用いて円の面積を計算するプログラムを作成し、コンパイル、実行する。
• 演習として円の面積に加えて円周の長さを計算し、表示するようにプログラムを書き換える。ちゃんと動くかどうか確認すること。うまくいかない場合は何度も試行錯誤してみること。（この演習は提出する必要はない）