お勧めの本

自分が読んで良いと思ったものを挙げています。学生の頃に読んだものが多いですが、その後に読んだものも含んでいます。

一般書

  • 「物理学とは何だろうか〈上下〉」朝永振一郎(岩波新書)
    • 私はこれを読んで研究者になりたいと思った。物理学は動機が純粋であり面白い。
  • 「科学は冒険!―科学者の成功と失敗、喜びと苦しみ」ピエール=ジル・ド・ジェンヌ(ブルーバックス)
    • ソフトマター科学界のスーパースターが書いた啓蒙書である。高分子や液晶など、泥臭くて立派な科学にはなり得ないと思われていた研究対象を、ノーベル物理学賞の対象となるまでに格好良く昇華させた功績は大きい。
  • 「暗号解読〈上下〉」サイモン・シン(新潮文庫)
    • 研究者各人の個性の描写が素晴らしい。サイモン・シンの真骨頂である。
  • 「宇宙創成〈上下〉」サイモン・シン(新潮文庫)
  • 「フェルマーの最終定理」サイモン・シン(新潮文庫)
  • 「大空のサムライ〈上下〉」坂井三郎(講談社プラスアルファ文庫)
    • 元零戦パイロットによる世界的ベストセラー。不幸な時代に若者だった著者による痛快な青春の書である。
  • 「深夜特急〈1,2,3,4,5,6〉」沢木耕太郎(新潮文庫)
    • 著者が若い頃に行ったアジアから欧州への貧乏旅行記。定番と言えばあまりにも定番。純粋な好奇心はどんな立派な動機にも勝るのである。

専門書

  • "Theory of Simple Liquids"
  • "Basic Concepts of Simple and Complex Liquids"
  • "The Theory of Polymer Dynamics"

実用書

  • 「新編 英和活用大辞典」市川繁治郎(研究社)
    • 英語で論文を書く日本人には必携の辞書。電子媒体で購入するとより便利。
  • "Collins Cobuild Advanced Learner's English Dictionary"

お勧めのソフトウェア

文章作成

  • Mathtype [ワード上での数式作成]
  • Logophile/Jamming [辞書ブラウザ]
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データベース・文献整理

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