テクニカルペーパーを書くために

日本語・英語を問わず,テクニカルペーパーの書き方には決まりがあります。よくわからない人は以下の情報を参考にしてください。

研究発表を行うために

以下は卒論・修論発表に関しての助言です。

  • 最も大事なのは決められた時間を守ること,次は聴衆が理解可能なように話すこと(声の大きさ,言語(英語はもちろん日本語も),専門用語の使用,発表資料の出来,などに注意をする)。
  • 内容については伝えたいポイントを事前によく整理しておくこと。そうでない発表は聞いているのが苦痛です。特に,「何が新しいのか」,「どういう方法でいかなる結果を得たのか」,「結果から結論に至るまでの論理の流れ」について,まずは自分自身を納得させておくことが必須です。自分で納得していない内容を話すと必ず破綻します。
  • 原稿の丸暗記に時間を割くより,まずは上記が満たされているかどうか確認する方がよいと思います。
  • 質問については,まずよく聞いて質問者の意図を理解すること(意味がわからなければわかるまで聞き直す)。その上で自分の理解を真摯に答えるしかないでしょう。スタッフが助け船を出すことはありません。

ツール

ワード・パワーポイントを使っている人が多いと思いますが,遅かれ早かれ数式の処理がネックになります。早めにTeXに慣れておくことをお勧めします。ネットで検索すれば膨大な情報が得られますが,例えば以下を参考にしてください。

  • TeX, LaTeX(数式の処理に優れた組版処理システム)
  • TeX Point(Power PointでTeXによる数式処理を行うためのアドオンソフト:有料)
  • pptTeX(Power PointでTeXによる数式処理を行うためのアドオンソフト:無料)
  • Meadow(TeXとの親和性に優れたEmacsエディターのWindows版)
  • Ngraph(epsファイルを作成できる2次元グラフ作成ソフト)