社会人としてのマナーについて

就職活動などで学外の人と接するようになると、いろいろな場面で行儀良い態度が求められます。昔から大学生、大学院生は社会人としてのマナーがなっていないと相場が決まっているもので、世間も(仕方ない奴らだなぁと思いながら)ある程度それを容認し、人として成熟するまで待ってくれました。残念ながら最近の世知辛い世相の中ではそれを大目に見るような寛大な雰囲気は減っています。

メールの書き方や電話の仕方一つ取ってもいろいろ(つまらない)しきたりがあるようです。社会に出れば自然に身につくものだと思いますが、就職活動などですぐに必要な人はネットで「ビジネスマナー」などを検索すればいろいろ出てきます。どれも大して変わりません。難しくもありません。例文をコピペして少し編集すれば十分用をなします。

結局、礼儀やマナーというものは人間性や心がけなどといった大層なものではなく、単にものごとを効率よく進めるためのおまじないだと思えば間違いありません。特に自分より年配の人に何かしてもらう際、このおまじないを唱えておくと格段にスムーズにものが進みます。逆にこれを怠ると、いらぬ苦労を強いられることが多いのです。楽をしたい人は礼儀正しくするのが一番です。